2016
09.06
09.06
先輩の声:小林 勇哉
自分の意志で働くために
私は大企業に勤めていた20代前半の頃、決められた仕事、言われた仕事だけをする毎日がつまらないという想いが常にありました。若い社員には「失敗しない 仕事」しか与えられません。当然といえば当然ですが、それを退屈に感じていました。その中で「自分の意志で仕事がしたい」という気持ちが次第に募ってい き、多くの若い社員が活躍をしている今の会社に転職をしました。そして、成功の可能性が低いプロジェクトや、周りの同僚が避ける業務にあえて「できます」と宣言して、率先して関わっていきました。周りに自分を売り込んで、困難なことを成し遂げ、認められてこそ自己成長に繋がると考え、必死に働きました。仕事を自分の意志でコントロールできるようにするためには、若い頃に厳しいトレーニングを積んでおく必要があります。
若い方には、「大きな企業だから」「みんなが良いと言っているから」といった理由で職場を選ぶのではなく、自己成長できる働き方を自分で考えてほしいです。そして、時間がかかっても、失敗しても、若いうちに自ら人の倍動き、深くものを考えた人には、その先に楽しい仕事が待っているのだと思います。